PR

ハッピーエンド?クレハが二人いたのはなぜ?映画「鑑定士と顔のない依頼人」 ネタバレ・解説

洋画

公開日と興行成績

公開日:2013年1月1日(イタリア)
興行収入:約1,300万ドル(全世界)
制作費用:非公開(推定800万〜1,200万ドル程度)

鑑賞方法

Netflix:配信なし
Amazonプライム:見放題月額600円/30日間無料トライアル
U-NEXT:配信なし
Disney+:なし

Prime Videoの登録はこちらから! 30日間無料トライアル!!

AmazonPrimeVideo

クレアが二人いたのはなぜ?ハッピーエンド?

本作『鑑定士と顔のない依頼人』は、ラストのどんでん返しと美術的な演出で高く評価されているサスペンスドラマです。
特に、クライマックスで明かされる「クレアの正体」に衝撃を受けた観客は多いはず。

そして、ネット上ではしばしばこんな疑問が浮上します:

「クレアが二人いたのはなぜ?」「この映画はハッピーエンドなのか?」

以下、その謎と考察を掘り下げていきます。


① “二人のクレア”は騙しの構図だった?

映画の中盤以降、ヴァージル(ジェフリー・フラッシュ)は引きこもりの女性クレア(シルヴィア・フークス)と徐々に心を通わせていきます。
しかし、実際にラストで明かされるのは――
クレアと名乗っていた女性は、詐欺グループの一員であり、真のクレアではなかったという事実。

この「入れ替え」により、観客は劇中で登場した“別の女性(カフェで本を読んでいた女性)”こそが本物のクレアだったのでは?と気づきます。

つまり:

「クレアは小人症の人であり、恋をした相手は誰かすらも分からない」

  • ヴァージルが恋に落ちた「クレア」は偽物(顔のない依頼人=何もわからない)
  • 彼を騙すために演出された、美しく孤独な女性の仮面
  • “本物のクレア”は、おそらくオートマトン修理士ロバートたちの共犯者

この入れ替えこそが、“二人いたように見えた”理由であり、詐欺のトリックでした。


② ハッピーエンドではない?

結論、全然ハッピーエンドとは思えない!

映画のラスト、騙され尽くしたヴァージルは失意の中で、かつてクレアと語り合ったプラハのレストラン「ナイト&デイ」に通い続けます。

そこで彼は語ります:

「誰かが決して嘘をついていないとしたら、それは…愛だったのではないか?」

しかし、この結末にはどこか切なさと余韻が漂います。

つまりこれは、ヴァージルにとっての「愛」は真実だったが、それ以外はすべて虚構だったということ。

その意味で、本作のエンディングは“救いがあるようで、実は極めて苦い”とも言えるのです。

なぜハッピーエンドと捉える人がいるのか

「何があってもあなたを愛してるわ」

思い出の「ナイト&デイ」は実在していたため、嘘だけではない
 ↳このセリフはクレアの本心=ヴァージルは愛されていた!
 こう捉える方もいるようですが、人を騙すためには少しの真実を織り込むことが

クレアは詐欺のために作り上げられた存在であり、真実の愛など存在しなかった――と捉えるのが妥当だと思います。

オークションハウスの名鑑定士として完璧主義だったヴァージルは、初めて心を開いた相手に完全に騙された
彼のプライドも、人生も、コレクションすらも奪われたことから、これは明らかにバッドエンドです。

ただし、ラストの「愛は真実だった」という独白に、わずかな救いを見出すことはできます。

ハッピーエンド派はヴァージルとしての視点
バッドエンド派は映画鑑賞者としての視点、このように私は解釈しました!


ロバートが黒幕?

もうひとつ注目されるのが、「ロバート黒幕説」です。

可能性① 不自然なまでの親切

ロバートはヴァージルの旧友でありながら、なぜかクレアとの仲を後押ししたり、機械修理を通じて頻繁に訪問したりと、異様に“協力的”な姿勢を見せます。

さらに、最終的に詐欺の手口には**高度な機械技術(オートマトン)**が必要であり、それを使いこなせる人物はロバートしかいません。

可能性② 精神的に支配していた?

ロバートはヴァージルの心理を巧妙に読み取り、「孤独」「愛」「老い」という弱点を突くようにクレアを“紹介”します。

そのため、「この詐欺計画の首謀者こそロバートだったのでは?」という考察も根強いのです。


個人的にはこちらも、、

ロバートは黒幕である可能性が高いと感じます。

  • 高度な機械知識を持ち
  • ヴァージルの生活習慣を熟知し
  • 最終的に彼の全財産を奪う結果に繋がっている

単なる詐欺グループの一員というより、この劇場型詐欺をデザインした知的犯という印象です。


映画の伝えたい意味とは?

『鑑定士と顔のない依頼人』は、単なるミステリーや詐欺ドラマではありません。

それは**「人はどこまで本物を見極められるのか?」**という、鑑定士であるヴァージルの根源的な問いでもあります。

  • 絵画の真贋は見抜けても、人の心は見抜けない
  • 世界の中で最も価値があるのは“本物の愛”だったのかもしれない

ラスト、ヴァージルが「ナイト&デイ」で誰かを待ち続ける姿は、絶望の中に残る一縷の希望を象徴しているのかもしれません。

ちなみに「ナイト&デイ」は店舗はあるようですが、映画用に特別な名前と内装にしたカフェだそうです!

これを観た人にオススメ!

バッドエンドが好きなあなたへ!

有名な作品「SE7EN」です

洋画
スポンサーリンク

コメント