公開日・制作背景・興行成績
韓国版(オリジナル)
- 公開日:2013年1月23日 ウィキペディア
- 興行収入:約914億ウォン(約91 億円)を記録し、公開1か月で1,000万人以上の観客動員を突破した大ヒット ウィキペディア。
- 制作背景:1972年の韓国・春川を舞台に、知的障害を持つ父親と娘の絆が、冤罪と死刑という悲劇を越えて描かれた心温まる実話に基づく感動作 ウィキペディア。

トルコ版(リメイク)
- 公開日:2019年10月(トルコ公開) 노컷뉴스
- 興行収入:観客数約536万人、興行収入は約204億ウォン(韓国基準)相当を記録。トルコ国内で歴代ボックスオフィス9位にランクインする成功を収めた 노컷뉴스。
- 背景:韓国版をベースに、文化的背景やストーリーのトーンをトルコ向けに再構築したリメイク作品。

ストーリーと結末の違い(ネタバレあり)
〇韓国版とトルコ版の一番大きな違いは物語の結末です!
韓国版の結末
韓国版では、主人公の父「ヨング」は冤罪により死刑が執行されてしまいます。しかし、14年後、成長した娘が弁護士となり、模擬裁判を通じて父の無実を証明して感動のラストを迎えます ウィキペディア。
トルコ版の結末
トルコ版では、悲劇的な結末は避けられます。囚人仲間と看守が協力してギミック的な“替え玉”を使い、主人公が死刑から免れることで救われるハッピーエンドになっています。
〇他の違いは、、
1. 舞台・時代背景
- 韓国版:1980年代の韓国。軍事政権下での権力乱用や冤罪を背景にしており、社会批判的なニュアンスが濃い。
- トルコ版:1983年のトルコ。軍事クーデター後の戒厳令下という、やはり緊張感のある時代だが、描き方はよりファミリードラマ寄りで、政治批判は控えめ。
2. 主人公の描写
- 韓国版(ヨング):知的障がいを持ち、子どもっぽく純真。行動は少しドタバタでコメディ的な場面もある。
- トルコ版(メモ):より内向的で温和。感情表現が繊細で、シリアスな雰囲気が強い。視聴者から「より感情移入しやすい」という声も多い。
3. 娘との関係性
- 韓国版では父娘のやり取りにコメディ色も混ざる。
- トルコ版は全編を通して父娘の絆が中心で、ユーモアは抑えめ。その分泣き所が多く、感動の比重が大きい。

4. 囚人たちの描き方
- 韓国版:キャラクターが漫画的に誇張され、笑いを提供する。
- トルコ版:個性はあるが現実的な人物像で、友情や助け合いがより人間ドラマとして描かれる。

5. 音楽・演出
- 韓国版:アップテンポな挿入曲やコミカルな演技で笑いと涙の落差をつける構成。
- トルコ版:オーケストラ調のスコアで、感動と緊張感を途切れさせない演出。
6. 全体の印象
- 韓国版 → 社会風刺+感動の泣ける映画。
- トルコ版 → 家族愛中心の感情に訴える映画。Netflixで世界的に話題になった理由のひとつは、この“普遍的な温かさ”による。
観客評価・SNSの反応・評価比較
観客レビュー(Filmarksより)
- 共通点:両バージョンとも「大筋は同じだけど、終わり方や登場人物の描写が全く違って新鮮だった」という声が多い Filmarks。
- 韓国版:
- トルコ版:
- 「救いのある結末だった」「最初から泣きそうだった」「すごく泣いた」など、感動を共有しつつも、韓国版に比べて爽やかな後味が好まれている印象 Filmarks。
SNS・レビュー掲示板(Redditなど)
- トルコ版に関して、「脚本がしっかりしていてまるで実話のようだった」「韓国版は“作った話”という印象だった」と感じたというコメントもあり、脚本と展開の違いに注目が集まっています Reddit。
考察:どちらが「人気」か?
| 観点 | 韓国版 | トルコ版 |
|---|---|---|
| 興行成績 | 914億ウォン・1,000万人突破の大ヒット | 536万人動員・204億ウォン相当の成功(トルコ基準でも高評価) |
| 感情的インパクト | 深い悲しみと解放感が強く、号泣したという声多数 | 救いのある結末でスッキリした感動が支持される傾向 |
| 評価・反応 | 「人生で一番泣いた」「心が緩む」など強い共感多数 | 「ハッピーエンド」「実話感」と脚本への評価も高い |
| SNS/掲示板傾向 | 深い悲しみと余韻重視 | より明快な救済が好まれる傾向あり |
〇やはりハッピーエンドで物語を終えるトルコ版がより多くの人に受け入れられている印象です!

総括
- 結末のトーン:韓国版はリアルで切ないが、それゆえに強く心に残る悲劇の感動。トルコ版は人情味ある救済的なエンディングで、希望と温かさを前面に出した展開。
- 人気の質:韓国版はその深い悲しさと芸術的余韻で強い支持を集め、泣きたい映画として語られる存在。トルコ版は「救われる映画」として親しみやすく、文化に合った描き方が支持を得た。
- どちらが“人気”か?:一概には言えませんが、悲劇的感動を求める人には韓国版、後味の良い感動や救いを望む人にはトルコ版がおすすめです。
〇「7番房の奇跡」には元となった実話があり深刻な問題となっております。
映画としてより多くの人にこのような事実があったことが伝わることを願っています。
→https://eigaba.com/miracleincell-no7/
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