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是枝裕和監督:藤本タツキを惹きつける巨匠が映画「ルックバック」実写化を手掛ける

洋画

日本映画界の至宝であり、カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞監督である是枝裕和が、新たな挑戦として漫画家・藤本タツキ氏の傑作読み切り『ルックバック』の実写映画化(2026年公開予定)を手掛けます。

これは、国内外で絶大な人気を誇る藤本作品初の重要な実写化であり、是枝監督が監督・脚本・編集を兼任することから、世界的な注目を集めています。「このマンガがすごい!」オトコ編第1位にも輝いたこの作品に、原作者の藤本タツキ氏が「もう何も言う事はない」と全幅の信頼を寄せた巨匠、是枝裕和監督とは一体何者なのでしょうか。


是枝裕和:日本映画界の巨匠

是枝裕和
1962年、東京生まれ

 早稲田大学卒業後、テレビマンユニオンに参加し、主にドキュメンタリー番組の演出家としてキャリアをスタートさせました。
 このドキュメンタリーでの経験が、彼の後の劇映画制作の根幹を形作っています。

リアリティへの徹底的な追求

後述する代表作
「そして父になる」ではドキュメンタリー経験を生かし、繊細な脚本を描ききり国内外で多くの賛辞を得ました。

「家族」と「社会」

彼の作品の多くは、「家族」「生と死」といった普遍的なテーマを扱います。
〇血縁に囚われない絆
『万引き家族』
〇予期せぬ出来事による家族の崩壊と再生『そして父になる』
〇家族の在り方を問う
『歩いても 歩いても』
など現代社会における家族の多様な形や、その内側に潜む複雑な感情を、温かくも鋭い視点で描き出します。

国際的な評価

是枝監督は、日本国内に留まらず、世界の映画界で最も高い評価を得ている監督の一人です。
 2018年、『万引き家族』でカンヌ国際映画祭パルム・ドール(最高賞)を受賞したことは、彼のキャリアにおいて頂点の一つと言えるでしょう。
 また、『誰も知らない』で柳楽優弥が史上最年少でカンヌ国際映画祭最優秀男優賞を受賞するなど、俳優の潜在能力を引き出す手腕にも定評があります。
 2022年には初の韓国映画『ベイビー・ブローカー』を手掛け、主演のソン・ガンホがカンヌ国際映画祭最優秀男優賞を受賞しています。


手掛けた主な作品

是枝監督は、キャリアを通じて数多くの名作を生み出してきました。その一部を抜粋して紹介します。

公開年作品名主な受賞歴特徴・解説
1995幻の光ヴェネツィア国際映画祭 金のオゼッラ賞映画監督デビュー作。ドキュメンタリーの視点を生かした静謐な映像美。
2004誰も知らないカンヌ国際映画祭 最優秀男優賞(柳楽優弥)置き去りにされた子供たちの日常を、過酷ながらも淡々と描き出す。
2008歩いても 歩いてもブルーリボン賞 監督賞など誰もが経験する「親子の距離」を丁寧に描いたホームドラマ。是枝監督の私的な作品。
2013そして父になるカンヌ国際映画祭 審査員賞「血の繋がり」と「共に過ごした時間」という、父性の本質を問う。
2015海街diary日本アカデミー賞 最優秀作品賞など鎌倉を舞台に、異母姉妹が織りなす繊細で美しい家族の物語。
2018万引き家族カンヌ国際映画祭 パルム・ドール社会の底辺で生きる「家族」の絆を問い、世界的な大絶賛を浴びた。
2022ベイビー・ブローカーカンヌ国際映画祭 最優秀男優賞(ソン・ガンホ)韓国を舞台に「赤ちゃんポスト」を巡る人々を描いた、初の韓国映画。
2023怪物カンヌ国際映画祭 脚本賞一つの出来事を多角的な視点から描き、現代社会の「怪物」の正体を問いかける。

🎨 『ルックバック』実写化:藤本タツキを惹きつける「覚悟」

是枝監督が新たに挑むのが、藤本タツキ氏の『ルックバック』実写映画化(2026年公開予定)です。
 この作品も人間関係に根差した普遍的なテーマと藤本タツキ氏の世界観が混ざり合う稀代の1作でした。
 これを是枝監督がどう描くのか今から楽しみで仕方がありません!

是枝監督のコメント

是枝監督は原作との出会いを「品川駅の本屋に平積みされていた表紙の**『背中』**に惹かれて、思わず手に取った」と語り、読み終えた後、「きっと藤本タツキさんはこの作品を描かないと先に進めなかったのだろうなと、そんな気持ちが痛いほど伝わってきました」とコメントしています。そして、「やらないわけにはいかない」と覚悟を決めて実写化を決意したとしています。

実写化が描くもの

原作は、漫画家を目指す少女・藤野と、引きこもりの少女・京本の出会いから運命を分ける出来事を経て、互いの創作活動と人生が交差する13年間を描いています。是枝監督の実写版も、原作同様に、小学生時代から13年にわたる2人の主人公の軌跡を、秋田県にかほ市を中心とした美しい四季とともに丁寧に描き出すとのことです。

制作の現状

撮影はすでに終了し、現在は是枝監督自身が脚本と編集を担当し、鋭意作業が進められています。藤本氏が「是枝監督がルックバックを撮ってくれるなら僕はもう何も言う事はないです」と語るように、是枝監督の持つ日常の機微を捉える繊細な演出力と、ドキュメンタリー的なリアリティが、漫画家という「作り手」の切実な思いや、若き才能の輝きと葛藤を描いた『ルックバック』の世界観と、完璧に共鳴すると期待されています。

この、世界的な巨匠と現代のカリスマ漫画家による異色のコラボレーションは、2026年、日本映画界に新たな感動をもたらすに違いありません。

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