①タイトルの「72時間」、実際の物語ときちんと対応している?
1日目:参加の決断からの警察沙汰
「感性が古い」 そう言われたジョーが新たなアイデアを出そうとニック達の週末パーティーに参加しようと決意。張り切って胃腸薬を2本飲んだジョーは車内でニック達に吐瀉物をぶっかけてしまいコインランドリーへ。裸の若者4人と中年男の組み合わせで警察に誤解されてしまい、なんとか宿へと戻ってくるまでで1日目。
2日目:騒動の原因とハニートラップ
1日目の失態を取り返そうと一行はヨットをチャーターすることに。(予約できていなかったが警察関係者と偽りに侵入)なんやかんやでジョーがコカインきめてギャングに追われるが水上バイクを使い逃げ切る。正気に戻ると宿にいた。
夜は高級クラブ?で食事中にヨットにいた美女軍団に再開。ジョーの機転で仲良くなり2件目のお誘いに漕ぎつけるがまさかのハニートラップで眠らせられる!ここまでで2日目。
3日目:険悪からのラストスパート
目覚めると無人島に。沖にいた密漁船に助けてもらう。(ここでハッピーエンドの為、仲間の特技が見つかる的な描写)ジョーが会社の企画でニック達を利用したことがばれて険悪になる。2日目に逃走で使った水上バイクに大量のコカインがありそれが原因でメイソン誘拐される。まあなんだかんだでハッピーエンド。これが3日目。
ラストにエピローグとして中心人物たちのその後が語られるがまあ大体3日間がメインのお話ですね!
②たった3日で起こしたジョーのやらかし 10選
①で日ごとの流れを追いましたが、改めて事件だけを数え上げてみると、この3日間がいかに常軌を逸したペースで転がっていくかがよくわかります。ざっと数えるだけでもこれだけあります。
- 張り切って胃腸薬を2本飲み、車内でニックたちに嘔吐
- 裸の若者4人+中年男という組み合わせで警察に売春と誤解される
- 名誉挽回のためのヨットが予約できていない
- コカインきめて大暴れ、ギャングに追われる
- ギャングの水上バイクで逃走
- ハニートラップで眠らされる
- 無人島に捨てられる
- 沖にいた船がまさかの密漁船
- 会社の企画で利用していた事実が最悪のタイミングでバレる
- 逃走時の水上バイクに積まれていた大量のコカインが原因で、メイソンが誘拐される
たった3日間で、嘔吐から始まり、警察沙汰、薬物、ギャングからの逃走、ハニートラップ、遭難、誘拐までフルコースで詰め込まれていることになります。人生がうまくいかないときってとことん上手くいかない。

③なぜ”3日間”という設定が、このジャンルにはちょうどいいのか
バチェラーパーティーもののコメディでは、『ハングオーバー!』シリーズをはじめ、「数日間の暴走」という設定がよく使われます。1日だと事件が起きて解決するだけで精一杯になってしまい、1週間だと間延びしてしまう。3日間というのは、「日常から完全に切り離された非日常を味わいつつ、最後にはちゃんと現実に戻ってこなければいけない」という物語の緊張感を保つのに、ちょうどいい長さなのかもしれません。ジョーというキャラクターにとっても、3日間という区切りがあるからこそ、若者たちとの関係も、自分自身の変化も、駆け足ながら説得力を持って描けているように思えます。


